農業ロボットとバイオ燃料で世界に貢献

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各種環境に対応できる
草刈りロボット
カーボンニュートラルに資する微細藻による
バイオ燃料生産
AI/IoTによる
スマート農業の実現

石油や石炭などの化石燃料は枯渇が懸念されており、二酸化炭素の放出による温暖化は深刻な問題です。今、新しいエネルギー源としてバイオマスが注目されています。植物は二酸化炭素を吸収して生長するため、これをエネルギー源として用いれば、温暖化を防止することができます。しかし、植物由来のバイオマスエネルギーは従来の化石燃料に比べて生産コストがかかり、その利用には新しい技術や制度、流通システムが求められています。一方、食料生産はこれまで効率性や増収のみに主眼がおかれてきました。ところが近年、農薬による環境汚染や耕耘による土壌流亡、作業者の事故や健康被害が問題視されてきています。我々はこれらの問題を解決するため、ロボットや画像処理,電子技術など工学的手法を用いた新しい技術の開発を行っています。
自然が作り上げたエネルギー変換システムを無駄なく安全かつ効率的に用いることが我々の使命です。

・エコフレンドリーバイオマスエネルギー:海藻や農業廃棄物、油脂植物など自然エネルギーの新しい利用法の開発
・エコフレンドリーファーミング:環境負荷を抑えた、知的かつ精密な農業技術の開発
・ヒューマンフレンドリーファーミング:作業者の労働軽減、高効率化をめざした未来の農業への挑戦

教員

教授:芋生 憲司
准教授:海津 裕
助教:古橋 賢一

連絡先等

03-5841-5360
http://www.bme.en.a.u-tokyo.ac.jp/
k-imou(AT)g.ecc.u-tokyo.ac.jp
※(AT)は@に置き換えてください