井上香緒梨

平成17年修士課程修了
特許庁

Q.生物・環境工学専修を選択した理由は?

進振り当時、植物工場に興味を持っていて、その研究を行っているところを探したら、生物・環境工学専修でした。また、事前に研究室を見学させて頂いた時に、先生方ともお話することができ、雰囲気がとても良いと感じたので、生物・環境工学専修を選びました。

Q.生物・環境工学専修進学後の学生生活の中で、特に印象深いことは何ですか?

①3年生の夏に夏季実習で農業系の研究機関に行かせて頂き、インターンシップを経験させて頂いたこと、②先生が講義中に何気なくご自身が取得された特許の話をして下さったこと、③研究に使用する野菜の苗を育てたり、画像処理のプログラミングを理解したりするのに苦労したこと、です。

Q.生物・環境工学専修で学んだことは、現在のお仕事にどのように活かされていますか?

現在特許審査を行っていますが、特許審査では、発明の内容が書かれた明細書を読んで、技術を理解しなければなりません。様々な技術分野の発明の審査を担当するため、幅広い知識が必要になります。私の場合は、機械系の発明やソフトウェアの発明の審査を担当する機会が多いのですが、特に、ソフトウェアの発明では、大学時代に画像処理についての教科書や論文を読んだ時に得た知識も役立っています。

食品メーカー

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